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パルスオキシメータ

パルスオキシメータとは

パルスオキシメータは血液中の酸素の量(酸素飽和度)をモニターする装置です。
そもそも生き物は呼吸を通じて体じゅうに酸素を取り込みますが、我々人間は肺で呼吸します。
肺に取り込んだ酸素は血液中のヘモグロビンに結合し酸化ヘモグロビンとなり体じゅうに送り込まれます。
また、ヘモグロビンは酸化することで赤くなります。
逆に酸素を失うと青黒くなります。(還元ヘモグロビン) パルスオキシメータは光によってこの酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの光の吸収率の違いを利用して血液中に酸素が正常に満たされているかを計測する装置なのです。

使い方は簡単です。指先などに光を発するLEDと受光センサーで挟み込む形でプローブ(電線の先の器具)を取り付けますと、例えば“SPO2 95%”とすぐに結果ができます。
また、指先の脈動も波形となって現れ、脈数も数値でモニターできます。
注)SPO2は酸素飽和度のこと

みなさんも健康のバロメーターとして、元気なときは「顔色が良い」、病気のときは「顔色が悪い」と言いますよね。
顔色が良いのは身体に酸素が正常に満たされている証しなのです。
特に手術中に麻酔をかけ、人工呼吸器をつけている患者さんや術後間もなく体力が落ちている患者さん、生まれたての赤ちゃんが正常に呼吸をしていないと低酸素状態になり、命の危険性があります。
ですから酸素飽和度を観察することは大変重要なことなのです。 それにこの装置は体に痛い思いをすることなく、簡単に取り付けられ、また測定値も誰もが簡単に判定できるのが特徴です。 この便利で優れた装置の発明は日本の青柳博士で製品化したのも日本のメーカーです。
海外の開発が多い医療機器の中では珍しい存在です。

パルスオキシメータに求められる性能 

私たちは世界トップシェアのメーカーにケーブルを納入しております。
特に使用される患者さんが手術中・術後の方や、赤ちゃんなど敏感であることが多いので、素材は身体に優しいものを使用しております。
また、ケーブルにはしなやかさと強さ両方求められる特性を満たしております。
プローブは使い捨てのディスポタイプ(絆創膏型)と再利用可のリユーザブルタイプ(クリップ型)の両方を生産しております。

  • パルスオキシメータ
    リユーサブルシリコンローブ大・小

  • パルスオキシメータ
    ディスポ大・小

  • パルスオキシメータ
    リユーサブルクリップタイプ

  • パルスオキシメータ
    ジョイントケーブル